ちょうど1か月ほど前、
MTB全日本選手権の前に
CLUB3719でゆっくり空を仰いでビールを飲んだ。
 
P1030859.JPG
 
 
何処で飲むビールもうまいもんだが、
檀拓磨のアジトCLUB3719で飲むそれは格別だ。
 
檀拓磨(ダンタクマ)
年齢不詳の伝説のマウンテンバイクライダー。
 
 
すでに伝説となりつつ?いや伝説となってしまったので
こちらのページでチェックしてください。
 
 ダンタクマオフィシャルサイト http://dantakuma.com/index.php

日本人で初めて海外のMTBチームと契約し世界を飛び回り
ワールドカップにフル参戦した男ダンタクマ。
彼の功績があったからこそ現在の国内シーンがあると言っても過言ではない。
彼に憧れてこの世界に飛び込んだ有名選手も多数。
とにかくダンタクマが魅せる走りにはシビレタもんです。
 
そんなダンタクマが国内でマウンテンバイクチームを立ち上げ
国内レースにフル参戦した約10年。
そのほとんどの時期を、メカニックとしてタッグを組み転戦させてもらった私は本当に幸せだった。
 
一流のプロライダーのレースに対する姿勢、情熱、厳しさ、
バイクセッティングに対する執拗な執念、スポンサーシップなどなど
いろんことを学ばせてもらった。
 
P1030851.JPG
 
Club3719全景
下の画像は、秘密のトレイルへの出発点でもある。
 
P1030856.JPG
 
 
そんなダンタクマは現在、信州・霧ヶ峰の懐にCLUB3719を立ち上げ、
自称「一介の宿の主」としては異例の特別な体験ができるアジトを作ってしまった。
 
まだまだマイナースポーツであるマウンテンバイク、
そのマウンテンバイクのプロライダーの次なるステージが
あまりにもかっこよすぎてビックリしている人も多いかと。
しかしダンタクマはこのステージを以前から夢みて、計画してきた。
今までの体験がすべてが点から線となりこのCLUB3719が誕生した。
 
 
日本の未来、世界の未来をもっともっと明るく楽しくするには。
彼は子供達にその未来を託し、ありったけの貴重な体験を提供するクラブを作った。
どんなに時代が変わっても変わらないもの。
大切にして欲しいもの。感じで欲しいもの。
それをここで子供達に伝え、未来を託す。
 
我々中年のおじさんは感度が鈍くてちょっと困るが
ここでビールを飲みながら空を仰ぐと
忘れてしまったもの、忘れてはいけないもの
人間の本質的な部分が空から舞い降りてくる。
 
この夜は昔話に花が咲き、ビールの味はさらに格別となった。
そして夜が更ける頃、次第に話題は未来へと進む。
 
ダンタクマが追求してきてかっこよさの意味
彼のメカニック時代から自分が一番わかっていたつもりでいたのだが
実際はもっともっと大きく深く、もっともっと未来を見ていたんだなと。
 
その昔「ここで飲むビールは最高だ!」
檀君が連れて行ってくれたハワイのゴードン・ビアーシュ・ブリュワリーがあったけど
それを超える場所を作ってしまったんだね。

ダンタクマの夢のステージはさらに進化していくだろう。
 

少年キャンプ、ガールズキャンプ、親子deキャンプ、メンバーズキャンプなどなど
信州で体感するワンランク上の休日。
ここを卒業した子供達はきっと日本の未来をもっとたのしくしてくれるだろう。
 
P1030880.JPG
 
オーガニックな食材を使い手づくりのピザ釜で焼くピザは格別
 
P1030917.JPG
 
全日本選手権前、ここをベースキャンプとして
トレックファクトリーレーシング山本幸平選手のバイクを最終調整中
 
P1030930.JPG
 
全日本MTBシリーズ転戦中使用していたバイク。構想&開発から一緒に手がけたバイク。
ドロップハンドルでジャンプする姿に、みんなノックアウトを喰らったはずだ。
 
IMG_8342.JPG
 
当時から使用している遠征用のツールボックスにグラスを置いてビールを注ぐ檀くん
そろそろ一杯やらない?  その一言で今日の作業は終了。
 
P1030867.JPG
 
バルコニーからの眺め。
どんどん変化する八ヶ岳の景色は飽きる事なくゆったりとした時間が過ぎていきます。